猛暑が続く中暑さ対策で一番効果があるのがエアコンです。
しかしエアコンが故障した、エアコンが設置できない場所にいなくてはいけないという人もいるでしょう。
こちらの記事ではエアコンの代わりとなる家電について紹介しています。
代表的な家電から、新しいタイプの猛暑を乗りる家電もあります。
エアコンの代わりになる家電紹介
エアコンの代わりの家電を紹介しますが、最初に伝えておかないといけない点は、部屋や空間を涼しくする効果でエアコンに勝る家電は残念ながらありません。
- 扇風機
- サーキュレーター
- スポットクーラー
- 窓用エアコン
- 冷風扇
- 除湿器
- ネッククーラー
- 空調服
- 水冷ベスト
メリット・デメリットこれらの電気代について紹介します。
扇風機
冷房器具としてエアコンの次に思いつく家電が扇風機ではないでしょうか。
扇風機は風をおこすことによって汗を気化させて体熱を下げる効果や風によって体を冷やす効果があります。
値段も安いものであれば2000円代で購入でき、電気代も安く設置の手間も容易なのがメリットです。
デメリットとしては風を送るだけであって室内の温度を下げる事ができないため常に温い風を受けるだけになってしまう点です。
サーキュレーター
サーキュレーターの本来の目的はエアコンと併用して空気を循環させる目的で使用します。
サーキュレーターの仕様は直接風を受けるので風量は強めとなっています。
電気代は扇風機同様安く、設置も容易となっています。
デメリットは扇風機同様風を送るだけであって室内温度を下げる効果が無い点です。
スポットクーラー
スポットクーラーとは移動式エアコンで、工場内や屋外の工事現場、夏祭りの屋台などで使用されていた業務用が主でした。
最近では家庭用でも使えるスタイリッシュな機種も出ています。
電源があればどんな場所でも利用可能で、屋外や車中泊、災害時でも有効です。
設置工事が不要でエアコンのような冷風を受けることができるため、涼しさを得る事ができます。
デメリットは
- 定期的な排水が必要
- コンプレッサーがうるさい
- 排水ダクトに熱がこもるので外に出す必要がる
などがあげられます。
窓用エアコン
窓用エアコンは室外機が置けない部屋に窓に取り付けるタイプのエアコンです。
自分で取り付けが可能で、除湿された水分は蒸発して外に逃げるので排水が不要となっています。
デメリット
- 壁掛けエアコンよりも電気代が高い
- クリーニング機能が搭載されていないため定期的なメンテナンスが必要
- 排気を外に逃すために窓を開ける手間
などがあげられます。
冷風扇
冷風扇とは、水が入るタンクがついた冷房器具です。
タンクに入った水が蒸発するときに発生る気化熱を利用し涼しい風を送り出す仕様となっています。
電気代はエアコンよりも安く、風も外気の-10℃と寒すぎない風なので冷え性の方やエアコンが苦手な方にはおすすめです。
デメリットは
部屋全体を冷やすのではなくピンポイントでしか涼しくない
湿気が上がる
毎回水を継ぎ足す必要がある
水が温いと風も温い
というデメリットがあります。
除湿器
除湿器には冷房機能はありませんが、日本の夏の不快さの原因である湿気を取り除いてくれます。
雨の日の部屋干しにも効果的で電気代はエアコンの約半分となっています。
あくまで湿度を下げるのみの効果なので冷え性の方でも安心して利用できます。
デメリットは
- 排水の必要がある
- 部屋自体を冷やす機能はない
- 電気代はエアコンの半分だが割高
などがあげられます。
ネッククーラー
首にかけるだけで、冷風が首元に送られてくるネッククーラーはこの猛暑で急激に流行されたアイテムです。
USB充電タイプが主なので装着して電源オンするだけで場所を選ぶ事もありません。
太い血管が通る首を効果的に冷やすことによって体全体を冷ます事ができ、両手も使えるため移動も簡単です。
- ファンがうるさい
- 肩がこる
- 寝るときは利用できない
などのデメリットがあります。
空調服
最近では工事現場で着用されている方も多くみられるようになった空調服です。
ファンによって空気を送ることによって汗のが蒸発する気化熱によって温度を下げる効果があります。
現場でも使用される程暑さ対策ができる優れものとなっておりその効果は織り込み済みです。
最近は現場タイプではなくカジュアルタイプもあるので外出でも利用できるものも販売されています。
- 汗の気化熱を利用するので汗のニオイ
- 服が空気でもこもこになるデザインは犠牲
- ファンによる温度調整はできない
- 粉塵がある場所では利用できない
などのデメリットがあります。
水冷ベスト
空調服と同様のコンセプトで、水冷ベストは水の冷却機能を使って体を冷やすタイプのベストになります。
冷たい水を管に通すことによって体を効果的に冷やすことができるのがメリットです。
- 冷却機能は短時間
- 氷や冷たい水の入れ替えの手間
- 結露
などのデメリットがあります。
エアコンの代わりになる家電製品の平均価格と電気代
各製品の価格は2023年7月現在のものとし、日本円で表記します。
製品 | 平均価格 | 1時間あたりの消費電力 | 1時間あたりの電気代 |
---|---|---|---|
エアコン | 80,000円 | 1.5kW | 46.5円 |
扇風機 | 4,000円 | 0.05kW | 1.55円 |
サーキュレーター | 7,000円 | 0.05kW | 1.55円 |
スポットクーラー | 12,000円 | 0.2kW | 6.2円 |
窓用エアコン | 50,000円 | 1.2kW | 37.2円 |
冷風扇 | 10,000円 | 0.08kW | 2.48円 |
除湿器 | 20,000円 | 0.4kW | 12.4円 |
ネッククーラー | 4,000円 | 0.02kW | 0.62円 |
空調服 | 20,000円 | 0.2kW | 6.2円 |
水冷ベスト | 15,000円 | 0.05kW | 1.55円 |
注意:電力消費量はあくまで平均的な値を使用し、製品により大きく異なります。
ネッククーラーが一番電気代が安く、安定して安いのが扇風機やサーキュレーターになります。
エアコンの代わりになる家電製品一番冷えるもの
スポットクーラー、窓用エアコンがエアコン(壁掛け)の代わりになる一番冷える家電となります。
結局のところエアコンの代わりはエアコンしかないというしょうもない結論となってしまいます。
もし部屋で室外機や部屋の環境の問題で壁掛けエアコンが使用できない場合は窓用エアコンもしくは、スポットクーラーを導入されるのがおすすめです。
スポットクーラー売れ筋はこちらです♪
窓用エアコン売れ筋はこちらです♪
エアコンの代わりになる家電製品おすすめ製品
日本の夏の特徴である異常は湿度をどうにかすれば室内であればなんとか耐えられます。
お勧めなのが除湿機能を持ちながら冷風機能を搭載した製品シャープのCM-R100
コロナのどこでもクーラーCDM-10A3です。
この2つの製品は除湿器の機能を持ちながら冷風外気の-10℃の冷風送り出す機能も搭載されている家電となっています。
お部屋の除湿以外にも衣類乾燥にも使用できるので1年中利用できるのもポイント。
家電以外のエアコンの代わり製品
エアコンに代わり家電について紹介しましたが、家電ではない製品でもエアコンの代わりに冷却できるグッズを紹介します。
冷感ネックリング
約28度以下に冷やすことで固まる性質をもつPCM素材を使用した、充電や電源が不要なネッククーラーです。
繰り返し使えて1時間から1時間半冷たさが持続します。氷とは違う冷たさで肌に触れても冷たすぎず結露もないため服も濡れないのが安心です。
熱さまひんやり やわらかアイス枕
鉄板の製品寝苦しくて暑い時はこの熱さまひんやり やわらかアイス枕を引いて寝れば熱さも引いてぐっすり眠れます。
LOGOS氷点下パック
長時間ひんやりが続くハードな保冷剤、扇風機の下に置いておけばひんやりとした冷気を長時間続く一品。そのまま体を冷やすのも良いすし、ペットの熱中症対策にもぴったりです。
まとめ
エアコンの代わりになる家電製品はエアコンには敵わないというのが結論です。
この度紹介した家電製品やアイテムを駆使しても暑い、体調がすぐれない場合は迷わずエアコンを使いましょう。
アナログですが凍ったペットボトル数本を桶やバケツに入れて扇風機を回すだけでも結構違ったりします。
一つの家電では不足しますが複数合わせてアイテム重ねればそこそこの涼が取れるので工夫してみましょう。