ダイソンホットアンドクールは、扇風機、暖房、空気清浄機の3つの機能が一つになった家電です。
掃除機で高級感と吸引力で確固たる地位を気づいたメーカーでさぞや良い製品なのだろうと思います。
しかしならがダイソンホットアンドクールの暖房機能は暖かくないという評判が多くあります。
- ダイソンホットアンドクールが暖かくない理由
- 暖房目的で購入して後悔されている原因
- ダイソンホットアンドクールおすすめの使い方
について紹介します。
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ダイソンホットアンドクールが暖かくない理由
ダイソンホットアンドクールが暖かくない理由は熱効率が悪いからです。
電気ヒーターによって熱を生み、風によって温風を送る仕組みとなっており、1kWh=3600kJですので、電気ヒーターは効率を100%とすると、1kWhの電力を使用して3600kJの暖房をします。
熱効率は1:1となっておりとても非効率な方法だからなのです。
エアコンが暖かい理由
一方でエアコンは1kWhの電力を使用して、15000kJ~25000kJの暖房をすることが可能です。
約5倍~8倍の熱変換効率があるということ。
電気ヒーターは電気を熱に変換していますが、エアコンは熱を電気で室内機から室外機、室外機から室内機へ移動・運搬しているため、1kWh=3600kJ以上の冷暖房をすることが可能なのです。
この熱の移動・運搬を「ヒートポンプ」(熱のポンプ)といいます。
広い部屋で使っている
ダイソンホットアンドクールの対応面積は25畳と明記されていますがこれは空気清浄機の機能となっており、暖房器具としての対応面積ではありません。
リビング程の広い空間でのダイソンホットアンドクールの使用では面積が広く、熱効率も悪いため暖まりにくくなります。
暖まりきるまでの時間がかかる
電力から熱へのエネルギー変換効率が1:1のため、エアコンと比較するとお部屋が温まりきるまでの時間は遅くなります。
変換効率を考慮するとエアコンの約5倍時間がかかるという事です。
さらに住居環境を考慮するとさらに時間が掛かる場合もあるでしょう。
ダイソンホットアンドクール暖房目的で購入して後悔されている口コミ
- 暖まりきるまで相当の時間がかかる
- 暖まるまで時間がかかるし電気代はすごい
- 設定温度30度にしてもそれ以下の温度で寒い
- 最大温度にして使用していたらブレーカーが落ちた
- 部屋の湿度は低いままな
ダイソンホットアンドクールを買って後悔されている口コミを見ると温風はくるけど部屋が温まるまで相当時間を有するし、最大温度にしても暖まらないという口コミが多くあります。
日本のコンセントの容量は基本的に1500Wが上限となっておりそれ以上の電圧を出せません。
設定温度が30度だとしても出力の限界があり、一定の温度の温風しか出ないのです。
さらに大量の消費電力を使用するため電気代が通常の3倍になったという人も少なくありません。
特に多いのが電気代高すぎて洒落にならないという口コミになります。
ダイソンホットアンドクールおすすめの使い方
- 脱衣所や洗面所など狭い場所での短時間使用
- 灯油ファンヒーターやガスファンヒーターで部屋が温まるまでのつなぎ
- 4畳程度の狭く気密性がある場所での使用
私の家は太陽光発電で蓄電もばっちり電気代に関しては特に困っていません。
そんなお住まいであれば、ダイソンホットアンドクールは好きなように使用されても問題ありません。
電気代はやっぱり気になる…という方は暖房機能は狭い場所での使用、あくまでサブ的な使用で短時間に留める事をおすすめします。
4畳程度の気密性の高い部屋であれば短時間で暖まるのを実感できます。
ダイソンホットアンドクール電気代気になるなら別の空気清浄機扇風機タイプがおすすめ
ダイソンホットアンドクールのネックになるのが暖房機能の電気代と思ったより暖まらない機能によるものです。
それ以外は羽が無く安心、おしゃれなデザイン、暖房以外は安い電気代と買って良かったと思える製品です。
では、いっそのこと暖房機能の無いダイソンの製品を買ってしまうというのもおすすめです。
暖房機能はエアコンや灯油ファンヒーターという熱効率が良いものに任せてしまった方が経済的ではないでしょうか。
最安値空気清浄機+扇風機(サーキュレーター)として使用すればネックとなった暖まらない、電気代が高いという悩みは解消されます。
まとめ
ダイソンホットアンドクールが暖まらないのは熱効率がエアコンと比較して効率が悪いからです。
また最大1200~1400Wまでしか使用できないためそれ以上のパワーが出せないのも原因です。
電気代も高くあまり暖まらないので局所的な使い方がおすすめしょう。
それでもダイソンホットアンドクールが欲しい!という方はあくまで暖房はおまけと考えて使用されるのをおすすめします。
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