こちらの記事では現在販売されているデロンギコンベクターヒーターのHXJ60L12のデメリットについてまとめてます。
デメリットを先にまとめておくと
- 電気代が高い
- 部屋の構造が悪いと温まらない
- 暖まるまで時間がかかる
- 操作パネルが使いにくい
- 捨てる際に手間が異常にかかる
- 駆動音が気になる
- 構造的に子供が火傷しやすい
これらのデメリットが口コミ評判からわかりました。
それぞれのデメリットについて詳細を説明していきます。
デメリットはありますが、オイルヒーターとしてはデザインも性能も良いHXJ60L12はおすすめの製品です。
デロンギコンベクターヒーターのデメリットHXJ60L12の7つの特徴
これはデロンギコンベクターヒーターだけではなくオイルヒーターならではのデメリットも含まれており、デロンギ以外のオイルヒーターにしたら問題は解消される事もありません。
電気代が高い
デロンギコンベクターヒーターだけではなく全てのオイルヒーターに言える事ですが、とにかく電気代が高いのが最大のデメリットになります。
強: 1200W (1.2kW)
- 1時間: 1.2 kW×31 円=37.2 円1.2kW×31円=37.2円
- 24時間: 37.2 円×24=892.8 円37.2円×24=892.8円
- 24時間×30日: 892.8 円×30=26,784 円892.8円×30=26,784円
中: 800W (0.8kW)
- 1時間: 0.8 kW×31 円=24.8 円0.8kW×31円=24.8円
- 24時間: 24.8 円×24=595.2 円24.8円×24=595.2円
- 24時間×30日: 595.2 円×30=17,856 円595.2円×30=17,856円
弱: 500W (0.5kW)
- 1時間: 0.5 kW×31 円=15.5 円0.5kW×31円=15.5円
- 24時間: 15.5 円×24=372 円15.5円×24=372円
- 24時間×30日: 372 円×30=11,160 円372円×30=11,160円
これらの計算は、1kWあたり31円の料金で計算されています。地域やプランによって料金が異なる場合があるため、正確な料金を知りたい場合は、電力会社に確認することをお勧めします。
1200Wで1日8時間使用した場合297.6円、30日使用した場合8,928円の電気代の負担となります。
部屋の構造が悪いと温まらない
日本家屋のような気密性より通気性の良い部屋での使用の場合、オイルヒーターの暖気が部屋の隙間から逃げてしまうため部屋が温まりにくいというデメリットがあります。
暖まるまで時間がかかる
電源をいれてから30分経過しないとオイルが温まらず、さらにオイルが温まってから本体が熱くなる、やっとそこから部屋が暖められるという順番で、6畳の締め切った部屋でも暖まるまでに3時間以上の時間を有する必要があります。
操作パネルが使いにくい
つまみのタイマーが使いにくい、スイッチの入れ方も分かりずらく(電源オンの、表示が、わかりにくい、一般的には、赤のランプが点灯、消灯するもの)とデザイン性は良いのですが、肝心の操作パネルが一見して使いにくい仕様となっています。
捨てる際に手間が異常にかかる
自治体によってはオイルヒーターのオイルを抜いてからではないとゴミとして処分してもらえないという場合もあります。
近くの家電量販店もその店舗で購入した製品なら引き取るという条件の場合、処分に手間が異常に掛かってしまうリスクがついてきます。
駆動音が気になる
駆動中はモスキート音のようなキーンという動作音がします。
電源ON/OFFの直後が一番ひどく、しばらく経つと小さくなります(ゼロにはなりません)。
耳鳴りのようなキーン音が寝室に置くには辛いかもしれません。
構造的に子供が火傷しやすい
コンベクターヒーターの構造上、上方への対流を生むため窓際からの冷気をシャットアウトする仕様となっておりパネル上部(網の部分)が熱く、子供が不用意に触ると火傷の危険があります。
デロンギコンベクターヒーターHXJ60L12のベストな使い方
デロンギコンベクターヒーターHXJ60L12を満足に使う場合の理想的な環境、使い方について紹介します。
太陽光発電、蓄電池で電気に余裕がある家庭
自家発電と蓄電が可能な環境化にお住まいの家庭であれば、ご自身の家庭で電気を生み出せるため電気代が高額なオイルヒーターの利用も電気代を気にせず利用できるでしょう。
ただし、太陽光発電パネルと蓄電池の設置が前提となっておりハードルは高くなります。
6畳以下の気密性の高い部屋での使用
デロンギコンベクターヒーターHXJ60L12は10畳まで対応はされていますが、実際は暖まるには効果が弱いです。
そのため利用する場合は6畳程度で気密性のある部屋での使用がおすすめ。
特に寝室や子供部屋などが理想です。
エアコンやストーブとの併用
オイルヒーターのデメリットは暖まるまで時間が掛かるという事です。
冷え切った部屋を暖めるのであれば灯油ストーブやエアコンでまずは部屋を暖めきってからオイルヒーターを使用するというのが理想の使い方となります。
部屋の隙間を充てんする
オイルヒーターは気密性の高い部屋での使用を推奨されており、気密性を高めるためには部屋の隙間を充てんし気密性を高めることで暖気が逃げないようにすることをおすすめします。
窓や、部屋の引き戸の隙間をふさぐことで気密性が高まります。
まとめ
デロンギコンベクターヒーターのみのデメリットは
- 操作パネルがわかりにくい
- 駆動音がキーンとする
- 熱が上部の網面に集中しており火傷のリスクがある
となります。
それ以外はオイルヒーター独自のデメリットとなっており、特に電気代が高いので注意したいところ。
他の暖房家電と併用して使用することによって電気代を抑える、暖まりやすさを早くすることができます。