ダイソンホットアンドクール電気代夏冬でいくら?高いかコスパ実際良いのかまとめました

暖房器具、冷風機、空気清浄機の3つの機能を併せ持つマルチに使える空調家電ダイソンホットアンドクール。

こちらでは現行販売されているダイソンホットアンドクールの上位機種HP07を参考に夏、冬の消費電力及び電気代の目安を算出してみました。

ダイソンピュアホットアンドクールの機能別に運転最大時の電力消費量

機能/1時間あたりの電気代/1日あたりの電気代(1日3時間利用)/1カ月あたりの電気代(1日3時間で毎日利用)したと計算

夏場・涼風/空気清浄機能 1.1円 26.4円 792円

冬場:温風モード 32.4円 97.2円 2,916円

結論から言うと、冬の温風(暖房)モードの消費電力量が1400Wと高く、電気代が高くなる傾向があります。

夏場は逆にコスパが良い家電といって良いでしょう。

詳しい電気代についてや、デメリットについて紹介します。

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ダイソンホットアンドクール消費電力(ワット数)電気代

ダイソン公式ページより製品仕様を確認したところ

運転時の消費電力は最小5W、最大39W、温風モード(ファンヒーター)運転時の消費電力は1200Wです。

消費電力の目安

1200Wがどれくらいの消費電力かというとテレビで50w〜100w、エアコンで平均450w前後、ドライヤーで1200wとなっています。

ダイソンホットアンドクールの暖房機能を利用すると、ドライヤーを常に使用し続けている状態になります。

一般家庭は電圧100V固定で使用アンペアが12.0Aなので他の家電を使用するとブレーカーが落ちる可能性が高い家電というのも覚えておいてください。

ダイソンホットアンドクール夏場冷風機の電気代

冷風機+空気清浄機の最大消費電力39ワット(W) を8時間 x 30日 使用した時電気料金は約252.72円(合計電力量 9.36kWh)です。

(1kWh単価 27円で計算)

夏場に関しては空気清浄機プラス扇風機の機能で考えればコスパは良いです。

ダイソンホットアンドクール冬場暖房の電気代

暖房機能+空気清浄機の最大消費電力1,400ワット(W) を8時間 x 30日 使用した時電気料金は約9,072円(合計電力量 336kWh)です。

(1kWh単価 27円で計算)

プラスでエアコンの使用や石油ファンヒーターの使用を併用するとかなり高い電気代となりコスパはあまりよくありません。

大雑把な料金目安ですが夏場は1日8時間の使用であれば月300円程度、冬場は1万円程度は電気代がかかるという計算になります。

ダイソンホットアンドクール以外の冷暖房家電の電気代

ダイソンホットアンドクールの電気代を算出しましたが、では他の家電はどれくらいの電気代がかかるのかの目安を出してみました。

算出方法は、ピックアップした家電(価格コム売り上げ上位品)の仕様から消費電力を調べ、電気代の目安を掲載してみました。

石油ファンヒーター

メーカーコロナ、製品FH-G3221Y

弱燃焼時11W(強燃焼時20W)

最大消費電力20ワット(W) を8時間 x 30日 使用した時電気料金は約129.6円(合計電力量 4.8kWh)です。

電気ストーブ

メーカーアイリスオーヤマ、製品名EHT-800W

800ワット(W) を8時間 x 30日 使用した時電気料金は約5,184円(合計電力量 192kWh)です。

エアコン

メーカーダイキン、製品名S22ZTES

470ワット(W) を8時間 x 30日 使用した時電気料金は約3,045.6円(合計電力量 112.8kWh)です。

床暖房

メーカー不詳、目安6畳で約1,800~3,900円、8畳で約2,800~6,100円、10畳で約3,300~7,300円、12畳で約3,900~8,500円、16畳で約5,200~1万1,500円

こたつ

メーカーYAMAZEN、製品名EYC-8060

300ワット(W) を8時間 x 30日 使用した時電気料金は約1,944円(合計電力量 72kWh)です。

ホットカーペット

メーカーパナソニック、製品名かんたん床暖 DC-2V4

最大消費電力700ワット(W) を8時間 x 30日 使用した時電気料金は約4,536円(合計電力量 168kWh)です。

加湿器

メーカー象印、製品名EE-DC50

加湿時消費電力(沸騰時は除く)410ワット(W) を8時間 x 30日 使用した時電気料金は約2,656.8円(合計電力量 98.4kWh)です。

扇風機

メーカーコイズミ、製品名KLF-3022

20ワット(W) を8時間 x 30日 使用した時電気料金は約129.6円(合計電力量 4.8kWh)です。

ダイソンホットアンドクールは電気ストーブ程度の電気代が発生するといって良いでしょう。

電気ストーブよりも設計上安全ですし、温風も出るため利便性は確実に勝ります。

ダイソンホットアンドクール暖かくないのは湿度が足らないから

ダイソンホットアンドクールを使用しても部屋が暖かくないという口コミを多く見かけます。

部屋の隙間が多いとか、部屋が暖める以上に広いなど様々な要因はありますが、多くは湿度が足りていないからです。

部屋の温度が温まっても湿度が低いと体感する温度は変わらず寒いままなのです。

ダイソンホットアンドクールの機能には残念ながら加湿機能は備わっておらず電熱で温めた風を送り出すのみとなっているので加湿器を平行して利用するようにしましょう。

ただしダイソンホットアンドクールの温風消費電力は1400Wと高く、ブレーカーが落ちる可能性があるため、超音波式の消費電力が低い加湿器、電力を消費しないタイプの設置型加湿器をおすすめします。

ダイソンホットアンドクール使ってたらブレーカーが落ちる

理由は利用しているアンペア数が12A使ってるからです。

一般家庭のアンペア数が30Aで割り振られており、そこから20Aの分電盤で各箇所に振り分けられている状態です。

12Aのダイソンホットアンドクールを使用し1200W(12A)のドライヤーを同じ電源で使用すると過電流となりブレーカーが落ちるといった状態。

パソコン、テレビ、エアコン、IH、電子レンジ、洗濯機などいろいろな家電と併用するとさらにブレーカーが落ちやすいので注意です。

さいごに

ダイソンホットアンドクールは冬場でのメインとしての暖房器具使用は温まりが悪く消費電力も高く電気代が余計にかかるためあまりおすすめはできません。

短時間で温まりたい場合、お風呂の前に浴室を暖める、寝つきを良くするために部屋を一時的に暖める程度の使用が良いでしょう。

夏場の冷風機、1年中利用できる空気清浄機は消費電力も少なく電気代もあまりかからないためおすすめ。

安全性も高く、デザインもおしゃれ、ダイソンの家電を持っているというステータスもあるので使い方さえ間違えなければ買う価値のある家電といって良いでしょう。

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