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第二種電気工事士技能試験は独学合格可能講習会不要です

第二種電気工事士合格

第二種電気工事士は筆記試験と技能試験の二つがあり、技能試験は実際の工具を用いて“実物の回路”を作るので、不安な方も多いと思います。

生まれてから電気工具なんて触った事無いし自分にはできるとは思えない…不器用だし。と私もはじめは思っていました。

しかし基本的に工具と回路を作るセットを購入しYoutube動画を見ながら候補問題をこなせば一発合格できました。

実際行った独学の具体的方法を紹介します。

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第二種電気工事士技能試験講習不要な理由Yotube動画で十分

インターネットの無い時代ならともかく、今では様々はハウツー動画がYoutubeで見れるようになっており特に講習を受ける必要というのはありません。

技能試験の推奨工具メーカーであるHOZAN主催の技能試験対策動画は私も大変お世話になっており、こちらの動画を見て出題候補1~13を作っていけば上達していきます。

おすすめチャンネルは第二種電気工事士の推奨工具を販売メーカーのHOZANです。

電工試験の虎_ホーザン

技能試験の候補問題1~13を解説を交えながら回路を作る動画です。

第二種電気工事士技能試験 フル解説版 2022年候補問題対応

私の場合工具はHOZANで一式揃えましたし、工具の使い方や細かなテクも動画を見ればカバーできました。

技能講習を受けるメリット

技能講習を受けるメリットは当然あり、時間とお金に余裕があるのであれば受けても後悔はありません。技能講習を受けるメリットについては

  • プロの人のアドバイス試験対策のコツを直接教えてもらえる
  • どこが欠陥で不合格対象になっているかすぐにわかる
  • 試験会場に似た現場の空気をあらかじめ知ることができる

一番のメリットは一見正しく作れていても欠陥があるかもしれないという点を指摘してもらえる点でしょう。

第二種電気工事士技能試験での欠陥による不合格事例は公表されていますが、本当にこれで正しいのかと思ってしまうのが独学のデメリットです。

技能講習を受けるとなぜ欠陥なのかしっかりと知ることができ、より正確な回路作成ができるという点でしょう。

技能講習を受けるデメリット

技能講習を受講される場合少なからず受講料とその会場に行くための交通費や時間的なデメリットはあります。

  • 国主催の技能講習6500円~
  • 民間主催の技能講習25000円~

第二種電気工事士の資格取得は受験費用も高額ながら技能試験用の工具や練習用の電線や備品を取りそろえる必要があり、思わぬ出費がかさみます。

これに技能講習費を上乗せするのはなかなか大変なのは直な感想ではないでしょうか。

第二種電気工事士技能試験は独学で合格するポイント

まず独学で合格するためには、工具と練習用用の器具を揃える必要があります。工具は当然ですが、試験のために必要な器具も別途自分で購入する必要が出るのは第二士電気工事士資格取得の上では必要と思ってください。

ホームセンターに行けば一通り工具や器具は揃える事はできますが、初めてだと揃えるのも難儀すると思います。

私の場合はHOZANから販売されている工具セットと技能試験対策練習セットを購入しました。

時間があるときは伏線図を書く練習

技能試験は候補問題1~13まで公開されており、どの問題が出題されるのかは試験会場でランダムで発表されます。

技能試験において伏線図はどう配線するかの設計図になるためどのケーブルと器具を結線するかすぐにチェックできる大事な図といってもい良いです。

時間があるときメモ帳やノートに候補問題の伏線図をすぐに書ける練習は行うべきでしょう。実際試験本番中は伏線図があるだけで見直しもスムーズにできるためとても有効です。

HOZANの技能動画をトレース

初めのうちはHOZANの技能対策動画を見ながら回路を組み立てていくのがおすすめです。

同じ工具と同じケーブル、器具を使うため自分が作る作成方法と正しい作り方の差がすぐに分かります。

候補1~6までは慣れないため動画の方が早くて付いていけないかもしれませんが、その際は動画を一時停止したり動画を戻してみたり、動画のスピードを遅くしたり、動画通りに作ってみると理解しやすくなっています。

個別で器具の取り付け練習を行う

候補問題1~13真面目に1~10まで作るのではなく個別の器具の取り付けを行うと時間短縮と正確な技術の習得ができます。

特にやっておきたい個別練習を紹介すると

  • ケーブルの被膜剥ぎと芯線剥きの練習
  • 芯線ののの字曲げ
  • ランプレセプタクルの結線
  • 露出型コンセントの結線
  • 連用転結枠のコンセント、スイッチの取り付け

ケーブルの被膜剥ぎからのの字曲げの練習は特に行った方がいいです。これが正確かつ素早くできるだけで作業時間が大幅に減らす事ができました。

行程が同様の露出型コンセントの結線の練習も平行して行うようにすることもやっておいて損はありません。露出型コンセントの候補問題は6しかないため練習不足で結線ミスのリスクをがあるためです。

また、連用転結枠のコンセント、スイッチの取り付けコツがわかればどうという事はないのですが私の場合失敗しすぎて追加購入してしまったほどで正確に取り付けできるまでは練習するべき器具です。

机を試験当日用に狭くして制限を設けて行う

候補1~13一週目はとにかく作り上げることを重要視すれば良いですが2週目以降試験合格のための練習に切り替えていくことをおすすめします。

是非やってほしいのは作業スペースの狭い机、もしくは作業スペースを限った状況下で候補問題を行う練習を行ってみてください。

私が練習中に行った作業机が縦40cmの横50cmと割と狭い状況で、作業する度に剥いたケーブルや切った芯線を捨てるクセ付けや回路がありながらも小さな動作でできるテクを練習しました。

私が技能試験を行った場所が渋谷フォーラムエイトで思ったより奥行の作業スペースは狭かったです。

練習の甲斐もあり、手狭なスペースでも容易に回路組み立てができ本番でも窮屈さはありませんでした。

HOZAN合格チェッカーで通電しているか確認する

独学の場合回路を作成しても「本当にこれで合っているのかどうか自信が無い」と感じると思います。

私は全くの素人から初めていたので本当に自分の作った回路が正しいのかどうか自信はありませんでした。

そんな時役立ったのがHOZANから個別販売されているHOZAN合格チェッカーです。

簡易的な通電チェックが可能となっており、回路が正しく組まれているか確認できます。

追加で費用は発生してしまいますが、本当に正しいかどうかのチェックはできるので導入することをおすすめします。

初めて回路を作成し通電チェックした時ちゃんと回路として成立していたのはいい年して感動しました。

制限時間内で作れるようになったら欠陥事例を頭に叩き込む

第二種電気工事士技能試験の不合格パターンは制限時間内に回路の作成ができなかった、そして作成した回路に欠陥があったこの2点のみです。

前者は論外ですが後者は特に回路作成時に注意すべき点といっても過言ではありません。

制限時間内に候補問題1~13まで作れるようになったら欠陥の判断基準等について | ECEE 一般財団法人電気技術者試験センターの欠陥事例のPDFを何度も確認すべきです。

こちらのリンクは第二種電気工事士の公式ページとなっており最新の情報となっております。

特に注意すべき欠陥事例は、ランプレセプタクルや露出型コンセントの結線とリングスリーブの着圧です。

被覆噛みやカバーが閉まらないなど小さなミスでも不合格になるのでしつこいくらい完成後チェックすべき点です。

第二種電気工事士技能試験は独学で合格する勉強は45時間あれば確実

1日1候補問題片付け時間合わせて1時間を目安に45時間もあればほぼ合格圏内に入れるでしょう。

3周目に入ると工具の使い方のコツや慣れが出てきてスピードアップや回路の完成の綺麗さまで追求できる余裕が出てきます。

また時短のためにも不要な工具は使わず必要最低限にとどめておくのも一つのテクとなります。

回路を作る時間が無い場合はのの字曲げの練習やランプレセプタクルの結線練習など個別のパーツの取り付けや外装剥ぎ取りの練習などやっておくと作成時間の短縮につながります。

最後に

講習を受けずに合格できたのもYoutube動画を見ながら練習できた点です。

ネットの無い時代は流石に講習会に行かないと厳しいと思うのでいい時代になったなと思います。

独学の場合はHOZANコンテンツ中心に練習し、合格配線チェッカーでチェックされるのが良いです。

さらに公式ページから欠陥事例をよく確認し、回路完成後にチェックするクセを付ければ問題ありません。

40分の技能試験でも慣れてしまえばどんな問題でも30分程度で完成できるので、残り10分で欠陥の確認できるようになればほぼ合格間違いなしです。

練習はやればやるほど確実に上達しているのがわかるので独学でもいずれは不安はなくなります。

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