第二種電気工事士の技能試験の合格には工具の持ち込みが必要です。
私はHOZANで第二種電気工事士合格のための工具セットを購入し試験に挑みましたがすべての工具を使用せず合格できました。
合格して思ったのですが、不必要な工具が多い応用できる工具がある、安い工具で十分だったと思う点がある事。
こちらの記事では絶対に必要な工具、要らなかった工具、あったら便利な工具について紹介しています。
工具を減らせば試験中の作業スペースが増え、余計な手間が省けるようになります。
第二種電気工事士技能試験に絶対に必要な工具
第二種電気工事士の技能試験に絶対に必要であった器具は5点です。
- ワイヤーストリッパー
- リングスリーブ用着圧ペンチ
- プラスドライバー
- マイナスドライバー※HOZAN合格マルチツールがあれば不要
- HOZAN合格マルチツール
技能試験の練習、本番試験でも絶対に必要だった工具は結局のところ4つしかありませんでした。
疑問に感じるかもしれませんが候補問題11、12のアウトレットボックスとねじなし電線管、PF管の取り付けの際ウォーターポンププライヤーを使用する必要があるのでは…と思いますがHOZAN合格マルチツールのが省スペースかつ使いやすいので不要です。
第二種電気工事士技能試験あった方がいい工具
- 養生テープ
- メジャー
- 小物入れ
メジャーに関してはケーブルの長さを手元で計る際に便利で、布メジャーを手元に養生テープで止めて利用するのが良いです。
小物入れはHOZAN合格クリップや技能試験時に配布されたリングスリーブや差し込み型コネクタ、ゴムプッシングなどの小さいものを入れておくと作業しやすくなります。
第二種電気工事士技能試験不要だった工具
HOZANで第二種電気工事士合格のための工具セットで練習、技能試験本番でも使用しなかった工具とその理由について紹介します。
電工ナイフ
試験中緊張で震えて使うのは危ないと判断ラバーの穴あけやVVRケーブルの外装を剥くのに使用されるようですが、ラバーの穴あけは合格マルチツールやP958で十分。
VVRの外装を剥くのも適正工具ではありませんが何度か練習してしまえばP958を使用すれば問題ありませんでした。
ウォーターポンププライヤー
練習時でもほとんど使用した事がなく練習の機会もそこまで無いため無理して使った結果ミスもあると判断し不使用に。
ねじなし電線管やPF管の取り付け、ねじなし電線管のねじ切りはHOZAN合格マルチツールを代用して利用した方が簡単です。
ペンチ
ゴムプッシングの穴あけや、リングスリーブ結線時の余分な芯線を切る際に必要な工具ですが、ワイヤーストリッパーP958で芯線は切れます、ゴムプッシングの穴あけもできてしまうので不要でした。
マイナスドライバーの変わりに合格マルチツールで代用
アウトレットボックスのネジ締めもねじ切りもこれ一つで完了。小さく場所を取らず便利でこれがあればマイナスドライバーも実は不要、さらにリングスリーブの着圧時のサポートにも適しており小さく場所も取らない「これすごい便利!」と実際これのおかげで時短と完成度アップしました。
実際の電気工事の仕事で使用できるかは判断できかねますが、第二種電気工事士技能試験においては十二分に効果を発揮してくれるアイテムです。買って後悔無し損なしでした。
最後に
全くの無知から工具を揃えていた立場で、これは購入の必要なかったなぁという工具も割とありました。
DIYをするのであれば工具があれば何かしら使用する機会はあると思うのですごい後悔はありませんが試験ではそこまで必要なかったなぁと思うところです。
工具を減らすという事はそれだけ作業スペースも減り、工具の持ち替えが減るため作業効率のアップが期待できます。
HOAZAN合格マルチツールは技能試験でも持ち込み可能なので1秒でも作業時間を短縮される方にはおすすめです。